酸素分子のラジカル安定化は隣接原子との原子軌道間酸・塩基相互作用で実現。この相互作用の最適環境はニトロキシドラジカル化合物群で提供される
Ⅰ 酸素分子の化学構造式を創る
1 酸素分子で二重結合が成立しない理由
2 酸素分子の理想形
3 隣接原子の平行するp軌道の孤立電子対によるp軌道の不対電子安定化作用
4 前項(3)の安定化、その力の序列
5 酸素分子の化学構造式
6 前項(3)の概念で大きな安定化が実現するニトロキシドラジカル
7 一重項酸素
8 共有・孤立電子対の塩基性度
9 本項(Ⅰ)の「概要」と酸素分子の化学構造式を的確に表すための「決め事」
10 原子軌道間の酸・塩基相互作用を大局的に見る
11 これまでの話から言えること
Ⅱ 私が見た一酸化窒素・二酸化窒素とその誘導体
1 一酸化窒素(ラジカル)の化学構造式
2 一酸化窒素誘導体把握法
3 一酸化窒素誘導体を俯瞰的に見る
4 二酸化窒素(ラジカル)の化学構造式
5 三原子以上から成る原子団の安定系とは
6 二酸化窒素誘導体(ニトロ化合物群)
7 本項(Ⅱ)の話をまとめる
Ⅲ タンパク質の静電相互作用も「酸・塩基相互作用」だよ
1 緩衝液中での酸と塩基
2 酸・塩基相互作用の力の大小を化学構造式から割り出す
3 酸・塩基性基の電荷分布
4 ヒスチジンイミダゾールとは
5 Ⅲでの話しから言えること