共有電子対では双方の軌道の平均値、例えばある原子の水素化物(X-H)では、双方の軌道の電気陰性度の値の平均値 ( X + H)/2 を X - H の共有電子対の電気陰性度とする。
孤立電子対を共有電子対と同じ土俵に乗せれば、電気陰性度の値がゼロの原子との結合とみなし、収容軌道の電気陰性度の値の 1/2 とする。こうすることで例えば N, Oの誘導体での水素結合は孤立電子対が担うことが納得できる。