5‘ のラジカル安定化作用を化学構造式で表現すれば、1 となる。構造式全体で、窒素分子型構造が理想だが実現不可能をも表している。σ結合上下の短線はラジカル安定化作用を表す。短線が届いてない方の原子は作用の受け手( 不対電子 )で、反対側は安定化を施す側( 孤立電子対 )である。酸素分子では二原子が互いに作用を施し施される関係だ。不対電子・電子対がp軌道に在ると想定される場合は元素記号の上か下に、混成軌道は横に置く。本安定化作用は両方がp軌道の場合にのみ効率的に実現する。