撮影は2022年9月13日だからカキノヘタムシガの幼虫に食害された果実の種と推定される。私の柿の食べ方は子供の頃から皮をむかずにかぶりつくので種の中を見ることはなかった。
私は実が熟れる前から種の中に双葉段階の「ヒナ」ができていることに驚いた。調べるとこれは「胚:ハイ」と言うもので全ての種に存在するが、大きくてわかりやすいのは柿、を知った。
子供の頃の柿の思い出は木に登ったまま一番旨そうな柿を皮ごと「かぶりつく」こととイラガの幼虫に刺されて痛い目に遭ったことだ。柿の木の粗皮(あらかわ)剥ぎを始めた時に丸く硬い殻を見つけて中を見るとイラガの幼虫だった。これを全部つぶせば痛い目に遭わなくなるぞ、と思い実行したが毎年刺されている。イラガに刺される痛さは体験しないとわからない、それほど痛いのだ。イラガの幼虫は木の地際から細い枝の先端付近までの目に付きにくい所に殻をつくる。それ故に大木では100%発見することは不可能なのだ。仮に100%見つけても成虫が飛来すればその意味はない。

