日本には日本の人材選抜基準が適用されない人達もいる。それはスポーツ・芸術・芸能分野で生きる人達と起業に踏み出した人達だ。これらの分野で生き続けるには「好き」が絶対的な条件だろう。起業家を除いたこの分野の人達は国レベルで見ても着実に成長を続け国際的地位を上げ続けているように私には見える。この人達の生き方は大いに参考になるだろう。
そして起業に踏み出す人が外国に比べて少ないのは平均点主義も関わっていると私は思う。日本では平均点主義が長期間横行することで一分野突出型人材が育ち難い社会になってしまったのだ。
人は好きなことは楽しく夢中になれる。今の日本で多用される言葉、「頑張る・頑張れ」は辛いイメージを払拭できない。
日本人は幸福感・自己肯定感が低いと言われている。その原因も平均点主義によると私は思う。平均点を上げる最も効果的方法は苦手分野の克服だからだ。そして苦手分野を克服するには頑張るしか方法が無い。しかし頑張っても苦手を克服するのは難しい。それが勉強嫌いを生み幸福感・自己肯定感を得ることを妨げていると私は思う。
情報化社会での教育の目的の一つは自分の好きな分野を発見することではないのか。自分の好きなことなら人生を終えるまで楽しみながら能力を伸ばし続けることができる。苦手な分野はAIに助けてもらう、その時代が既に来ている。
