子供の頃は雑草に今程興味は無かった。しかし草苺・苗代苺・木苺・イタドリ・イヌビワ・ヤマモモ等は大好きだった。イヌビワ・ヤマモモは雑草とは言えないがイヌビワは谷川沿いに沢山あり、ヤマモモは我が家に2本の木があり嬉しかった。山栗は2~3度食べた経験があり栽培栗に比べて小さいが美味しさはずば抜けておりビックリしたのを覚えている。小学生の頃には山火事の焼け跡に自生した草苺を腹一杯食べ、更に大きな竹籠に山盛り採ったこともある。10歳年上の姉は「カタクリの球根」を竹籠に山盛り採ってきた。私がカタクリを腹いっぱい食べた最初で最後の体験で、なめらかな食感が最高で旨かったのを覚えている。
私が11~12歳頃だった、三歳年上のいとこは薬草に詳しく、お! ゲンノショウコじゃ、お! センブリ・ドクダミとか言っていたが当時の私にはさっぱりわからなかった。小学校低学年時の私は体が弱く、しばしばセンブリの「湯剤」を夕飯前に何度も飲まされた経験がある。しかしわたしが飲み干したことは一度もなかった。苦味は猛烈で子供の舌では無理と今でも思っている。
子供時代の我が家の東側出入り口付近にはイラクサが自生し繁茂していた。南側は建物・北側は篠竹が生えた崖状で道幅が狭かった故か度々刺されて痛い思いをした。イラクサ・イラガの両方に子供時代はいじめられたが大人になってからイラクサには出会ったことがない。 子供時代の話はここまでにして、この5~6年は「ヒッツキムシ」で括られる雑草群に悩まされている。概して根が土をつかむ力が強く引き抜こうとしても深く耕して柔らかい土以外では地際で切れる場合が多い。動物や鳥にくっ付いて種をばら撒かれれば私が頑張って引き抜いても効果は少ないと思うが、いつも見つけ次第引き抜こうとする。いつでも作業手袋を付けていることはないので、私の掌は「薄皮」状態が続いている。
